シン・エヴァンゲリオンのラストシーンを考察!駅や実写の意味とは?

疑問に思う人

シン・エヴァンゲリオンのラストシーンが全体的によくわからない…

と思う方が多いのではないでしょうか。

駅のシーンではシンジが大人になっていたり、最後は急に実写へと切り替わるなど、とても難解ですよね。

本記事ではそんな疑問を解決するために

  • ラストシーンはどういう世界なのか
  • 第3村があった今までの世界はどうなったのか
  • ラストシーンの駅の意味
  • 駅のホームにいるキャラについて
  • 実写の意味

を考察していきます。

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本記事の内容を少しでも理解しやすくするために、初めにラストシーン付近の出来事を大まかに振り返っておきます。

  1. シンジがアディショナルインパクトを阻止
  2. 人類が解放され、地球が元の姿に戻っていく
  3. 世界の書き換え(ネオンジェネシス)
  4. 駅のホームへとシーンが切り替わる
  5. 大人シンジとマリが駅の外に出ると同時に実写へ

今回は、「③世界の書き換え」以降のシーンを考察していきます。

目次

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの世界を考察

世界

それでは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの世界について考察していきます!

ラストシーンはどういう世界?

シン・エヴァンゲリオンのラストの駅のシーンは、シンジがEVAがなくてもいい世界に書き換えた後の世界と考えられるのではないでしょうか。

つまり、EVAが必要だった今までの世界が書き換えられ、EVAが必要のない新しい世界になった結果がラストの駅のシーンというわけです。

このように考えられる理由は以下の2点です。

  • 実際にシンジが「EVAがなくてもいい世界に書き換える」と言っている
  • 今までの世界とは明らかに様子が異なる

まず、実際のシンジの発言から、いずれ世界は新しく書き換わることが示唆されています。

そして、シンジが大人になっているなど、ラストシーンは今までの世界とは明らかに様子が異なります。

今までとは様子が異なる世界ということは、新しく書き換わった後の世界と考えると自然ではないでしょうか。

第3村があった今までの世界はどうなった?

ラストシーンは書き換わった後の世界といいましたが、「第3村があった今までの世界はどうなったのか」という疑問が残ります。

この疑問を解決するために、「今までの世界とラストシーンの世界はパラレルワールドの関係にあるのか」を考察します!

図で表すとこのようになります。

書き換えられた後の世界

:今までの世界 :ラストシーンの世界

①であれば、今までの世界は存在しないことになります。

逆に、②のパラレルワールドの関係であれば、今までの世界とラストシーンの世界が別々で存在することになります。

まず結論ですが、パラレルワールドの関係ではない①のパターンと考えられるのではないでしょうか。

理由は以下の通りです。

  • シンジが「書き換える」と言っている
  • シンジの目的は「EVAがなくてもいい世界」にすること

「書き換える」ということは、今までの世界を書き直すということです。

もし今までの世界を残して、そこに並行する世界を新しく創るとしたら、「書き換える」という言葉に違和感が生じてしまいます。

また、エヴァンゲリオンは

  1. 使徒を倒すためにEVAが造られる
  2. シンジなどがEVAパイロットになる
  3. 最後はEVAを利用した人類の補完が発動する

というような、EVAが存在する物語が何度も繰り返されています。

ヤタロウ

渚カヲルが言っていた「定められた円環の物語」ですね!

今までの世界を残すと、そこではこれまで通りEVAが存在する物語を繰り返すことになり、シンジの「EVAがなくてもいい世界」という目的が果たされません。

つまり、今までの世界とラストシーンの世界は別々に存在しているわけではないと考えられるのではないでしょうか。

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの駅を考察

駅

ここからは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの駅を考察していきます!

駅は何を意味している?

駅では線路を境目として、虚構と現実が分かれていると考えられるのではないでしょうか。

大人シンジとマリがいるホームが現実で、レイ・カヲル・アスカがいる反対ホームが虚構です。

理由は以下の通りです。

  • 反対ホームにいる人々が全員ピクリとも動かない
  • 白い鳥が羽ばたくシーンを境に、反対ホームや電車内に人が一切見当たらなくなる
  • 大人シンジとマリは駅から出て実写(現実)の世界へと走っていく

反対ホームは割と長い時間映されていますが、誰1人としてピクリとも動いていません。

ヤタロウ

レイとカヲルは会話している様子なのに、口がまったく動かないよ!

また、白い鳥が羽ばたくシーンを境に、反対ホームや電車内に人が一切見当たらなくなります。

これを現実と捉えると違和感があるため、反対ホームにいる人々は幻、つまり虚構ではないかと考えることができます。

『序』でも、「シンジがレイの幻を見る→白い鳥が羽ばたく→レイの幻が消える」というシーンがあり、このレイの幻の部分を人々の幻に置き換えると、今回の駅のシーンと一致します。

一方で、大人シンジとマリがいるホームは、そこから階段を上り外に出ると実写になるため、現実を表しているのではないかと考えられます。

なので、駅では線路を境目として、虚構と現実が分かれていると考えられるのではないでしょうか。

なぜシンジが大人になっている?

シンジが大人になったのは、「エヴァの呪縛」が解け、実年齢である28歳に戻ったから、と考えるのが自然でしょう。

シンジによるEVAがなくてもいい世界への書き換えが成功した証ですね。

シンジは14歳の時に「エヴァの呪縛」にかかり、それ以降は歳を取らなくなっていました。
『シン・エヴァンゲリオン』はそれから14年後なので、実年齢は28歳となります。

また、化粧でわかりにくいですが、マリもシンジと同じく実年齢に戻っていると思います。

マリの実年齢ですが、漫画版14巻の『夏色のエデン』の設定を参考にした場合、40代後半くらいと推測できます。

逆に、反対ホームのレイ・カヲル・アスカは子供のままに見えます。

このことからも、駅の線路を境目として虚構と現実が分かれていることが見て取れます。

大人シンジのDSSチョーカーの意味は?

DSSチョーカーを解除することで、EVAからの解放を強調していると考えられます。

DSSチョーカーはEVAパイロット用の拘束具ですが、演出としてわかりやすいように前の世界から引き継がれただけかと思います。

また、マリは『エヴァンゲリオン』を破壊するためのキャラとして生み出されました。

なので、DSSチョーカーを解除することで、マリは役割を果たしたという演出も含まれていると考えられるでしょう。

大人シンジとマリは恋人同士?

大人シンジとマリはどういう関係なのでしょうか。

まず、会話の内容とDSSチョーカーが首についていることから、

  • 2人とも記憶は継続している
  • 駅のシーンは世界を書き換えた直後

である可能性が高いです。

もし大人シンジとマリが恋人同士だとすると、いきなりそういう関係になったことになり、かなり不自然です。

なので、「大人シンジとマリは恋人同士ではない」に1票を投じたいと思います。

ヤタロウ

正直に言うと分かりません!

レイとカヲルの関係は何を意味している?

レイとカヲルの関係を見せることで、「ファンのエヴァンゲリオンからの卒業」を庵野監督が推し進めていると感じました。

なぜなら、この展開にショックを受けたファンが多いはずだからです。

ただ、このような関係はアスカとケンスケ、シンジとマリも同様です。

なので、レイとカヲルというより、パイロット全員が誰かしらとセットになったという意味合いが強いかと思います。

TVアニメでは、「レイはリリスから、カヲルはアダムから造られた」という設定があります。

アスカが1人だった理由は?

「アスカはケンスケと結ばれたはずなのに、ラストシーンの駅ではなぜ1人でいるのか?」という疑問を持った方がいるはずです。

この疑問に関してですが、アスカが1人でいたことに深い意味はないと思っています。

なぜなら、書き換わった後の世界にアスカとケンスケの関係が持ち越されているとは限らないからです。

仮に持ち越されているとしても、ラストシーンの駅に出てくるキャラクターはパイロットのみなのでケンスケがいないだけかと。

また、「このアスカは式波なのか惣流なのか?」という疑問もあると思います。

この疑問に対して「EVAのない世界にパイロットとして造られた式波は存在しないはずだから惣流」という意見もあるでしょう。

しかし、先ほど述べたように、反対ホームのキャラは幻(虚構)だと考えられるので、そもそも式波か惣流かの答えはないのではないでしょうか。

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの実写を考察

リアリティー

まず初めに、実写までの流れを大まかに振り返ります。

  1. EVAがなくてもいい世界に書き換わる
  2. 駅のホームでマリが大人シンジのDSSチョーカーを解除
  3. 大人シンジとマリが駅を出ると同時に実写へ

それでは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンの実写を考察していきます!

実写の意味とは?

実写はシンジによって書き換えられた後の新しい世界を表していると考えるのが自然でしょう。

シンジがEVAがなくてもいい世界を創ることに成功したことを強調しているわけですね。

DSSチョーカーの解除からも、EVAから完全に解放されたことが暗示されています。

また、ラストシーンの実写を深読みすると、さらに3つの意味があると考えることができます。

  • キャラクターのエヴァンゲリオンからの解放
  • ファンのエヴァンゲリオンからの卒業
  • 庵野監督のエヴァンゲリオンからの解放

それでは、1つ1つを詳しく説明していきます。

キャラクターのエヴァンゲリオンからの解放

EVAのない世界が実写になっているということは、アニメの中ではなく、我々と同じ現実の世界でキャラクターが生きていくことを意味しています。

つまり、EVAから解放されたと同時に、エヴァンゲリオンというアニメの世界からも解放されたと考えることができます。

これまでエヴァンゲリオンの中で悩み、苦しんできたキャラクターに対する庵野監督の優しさでしょうか。

ファンのエヴァンゲリオンからの卒業

キャラクターがエヴァンゲリオンの世界から現実世界(実写)へと歩を進めたことから、

ファンもエヴァンゲリオンから卒業して、これまで以上に現実と向き合ってほしいという庵野監督からのメッセージがあると考えられます。

少し辛口なメッセージと思うかもしれませんが、これでもまだマシな方です。

旧劇場版『Air/まごころを、君に』でも同じように実写があるのですが、シン・エヴァよりも辛口(というより辛らつ)です笑

ぜひ皆さんも実際に確認してみてください!

庵野監督のエヴァンゲリオンからの解放

ラストシーンの駅は「宇部新川駅」で、この駅がある宇部市は庵野監督の出身地です。

つまり、大人シンジが走っていった実写シーンは庵野監督の出身地というわけです。

大人シンジと庵野監督を重ね合わせると、庵野監督もエヴァンゲリオンというアニメから解放されたと考えることができます。

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まとめ

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストシーンを考察しました。

庵野監督からのメッセージが強く伝わる、素晴らしいラストでしたね!

ただ、ラストシーンは人によって解釈が大きく異なるので、どの考え方が正解とかはないと思います。

考察を進めるほどに、エヴァンゲリオンはこれで本当に終わったんだなと実感がわいてきて少し寂しいです。

空白の14年を詳しく描いた作品とかでないですかね!

※本記事の情報は2021年10月13日時点のものです。 現在は特典や配信を終了している場合もありますので、最新の特典や配信の状況は各サービスの公式サイトにてご確認ください。

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