『シン・エヴァ』渚カヲルのループを深掘り!生命の書の意味とは

疑問に思う人

渚カヲルのループや生命の書がよくわからない…

本記事ではこんな疑問を解決するために、

  • 渚カヲルのループ説について
  • ループできる理由や目的
  • 真空崩壊の意味
  • 生命の書の意味や元ネタ

などを解説・考察していきます。

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目次

『シン・エヴァンゲリオン』で渚カヲルのループが”説”から”ほぼ確定”に

チェック

新劇場版『序・破・Q』の時点では、以下のような点から「渚カヲルは記憶を保持したままループしている」という説がありました。

  • 月面に並んだ棺桶の中のひとつからカヲルが目覚める
    • ループするたびに新しい棺桶から生まれてくる?
  • すでに月面の棺桶が4つ空いている
    • これまでに4回ループをした?
  • シンジとは面識がないにも関わらず、「また3番目とはね。変わらないな君は」と言う
    • 過去(別の世界)でシンジと面識があった?
  • 「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」
    • 過去(別の世界)では幸せにしようとして失敗した?
Q
  • 「ごめん、これは君の望む幸せではなかった」
    • 今回も幸せにすることに失敗した?
  • 「また会えるよ、シンジくん」
    • 次のループでまた会える?
シン・エヴァの特報
  • 渚カヲルが登場
    • 生き返った=ループしている証拠?

このような数々の点から渚カヲルのループ説があったわけですが、確証がないため、あくまで”説”に留まっていました。

しかし、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で、この”説”が”ほぼ確定”の状態となりました。

というのも、終盤のマイナス宇宙にてカヲル自らの口から語られました。

  • 生命の書に名を連ねているからシンジと何度でも会う
  • 定められた円環の物語を永遠に繰り返している(棺桶が並ぶ月面の描写)

このように、『序・破・Q』におけるカヲルの謎が『シン・エヴァ』で解き明かされたわけですね。

ループという言葉は使われていませんが、「円環の物語を繰り返す=ループしている」と捉えても差し支えないでしょう。

「カヲルがループしている」というよりも、「ループする世界において、記憶を保持したまま次の世界に生まれることができる」という方が正確です。

『シン・エヴァンゲリオン』渚カヲルのループについて深掘り

ループ

映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のシーンだけではわからないことも多いかと思いますので、より具体的に渚カヲルのループについて考えていきます。

なぜループしているのか

渚カヲルがループする目的は、碇シンジを幸せにするためです。

なぜシンジを幸せにしたいのかですが、カヲルいわく「僕も君と同じだから惹かれた」からだそうです。

「僕も君と同じ」という表現ですが、「カヲル=シンジ」というわけではなく、「自分に似ていた」という意味かと思います。

変わらずに相補性のある世界を望むシンジの姿を見て涙を流していたことから、そういった点にも惹かれたのかもしれませんね。

このように、カヲルは自分と似ているシンジを幸せにしたいと思いループしていたわけです。

しかし、ようやく『シン・エヴァ』でシンジの幸せを誤解していたことに気付き、加持から「あなたが幸せになりたかっただけ」という指摘も入ります。

つまり、シンジを幸せにしたいと思っていたはずが、実は自分が幸せになりたくてループしていたというオチだったわけですね。

そもそもなぜループできるのか

渚カヲルは以下の2つの理由でループができると考えられます。

  • 生命の書に名を連ねているから
  • 月面の棺桶があるから

生命の書に名を連ねているからね、何度でも会うさ」というカヲルの発言から、1つ目は明らかでしょう。

また、ループの度に月面の棺桶から目覚ることを示唆する描写もあり、この棺桶もループするのに必要であると考えられます。

ヤタロウ

棺桶がなければ目覚めること自体ができないね!

ちなみに、「あなたが彼を選び、生命の書に名を書き連ねた」という加持の発言から、カヲルは生命の書を編集できる立場であることがわかります。

後ほど詳しく紹介しますが、生命の書は「いのちの書」が元ネタと考えられ、この「いのちの書」を編集できるのは”神”とされています。

なので、生命の書を編集できるカヲルは神のような存在といえるのかもしれません。

「次の世界に記憶を持ち越せる=ループする世界を認識できる=世界を俯瞰して見ることができる=神のような存在」という設定の可能性もありそうですね。

ループするカヲルの不自然な言動

ループしていることを前提にすると、以下のようなカヲルの過去の言動は不自然と思った方もいるのではないでしょうか。

  • TVアニメ:「そうか、そういうことかリリン」
  • Q:「まさか第1使徒の僕が13番目の使徒に堕とされるとは」
ヤタロウ

ループして世界の流れを把握しているはずが、2回もはめられているね。

このことに関しては、ループするカヲルにも予想外の事態だったからと考えられるのではないでしょうか。

定められた円環の物語と言いつつも、ループする世界ごとで出来事に違いがあるのでしょう。

また、カヲルは使徒でありループもできる完璧な存在に見えて、以外とそうでもないと思われます。

例えば、

  • TVアニメ:アダムの魂を持っているにも関わらず、リリスをアダムと思い込んでいた
  • Q:「ガフの扉は僕が閉じる」と言ったが、閉じられなかった

などから見受けられます。

常にゲンドウやゼーレが一枚上手というわけですね。

TVアニメ/旧劇場版と新劇場版がループする世界として繋がっているとは必ずしも言い切れないのでご注意ください。

月面の棺桶から考えられること

月

『シン・エヴァンゲリオン』で、世界がループする度にカヲルが月面の棺桶から目覚めることが判明したわけですが、ここで推測できることがあります。

それは、月が世界(地球)のループの影響を受けないから月面に棺桶があるのではないかということです。

もし地球上に棺桶があった場合、ループする過程で全て消滅してしまうでしょう。

そして、もう1つ推測できることがあります。

それは、ゼーレのおかげでカヲルはループ(記憶を保持したまま次の世界に生まれること)ができるのではないかということです。

なぜなら、棺桶はゼーレにより用意されたと考えられるからです。

その証拠に、棺桶のフタにはゼーレマークが刻まれています。

月面に用意したということは、ゼーレも世界がループしていることを知っていたのでしょう。

ヤタロウ

カヲルがシンジを幸せにしようとループできたのはゼーレのおかげと言えるのかもしれないね!

「僕の存在を消せるのは真空崩壊だけ」の意味とは

「僕の存在を消せるのは真空崩壊だけ」の意味を考えていきます。

真空崩壊にはいくつか意味があるのですが、おそらくカヲルが言っているのは「宇宙空間が破壊される現象」のことで、これは理論に基づいた仮想の話となっています。

つまり、本当に起こるかどうかもわからないような宇宙規模の現象でなければカヲルは消滅しないということです。

ヤタロウ

サードインパクトなどでは、彼のループは止まらないわけだね!

また、このことは月面の棺桶と繋がりがあるかもしれません。

棺桶が地球上ではなく月にあるため、宇宙規模の現象でしか消滅しないのではないでしょうか。

そういった意味も含めて、真空崩壊という言葉が使われたのかもしれませんね。

生命の書

ここからは、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の終盤で渚カヲルが言っていた「生命の書」について考えていきます。

名前を書くとどうなるのか

生命の書に名前を書くことで、次の世界に記憶を持ち越せるようになると考えられます。

なぜなら、生命の書に名前が書いてある渚カヲルは、世界がループする度に記憶を保持したまま月面の棺桶から目覚めているからです。

そして、この棺桶がなければ目覚めることができないはずなので、生命の書の作用は記憶を持ち越すだけである可能性が高そうです。

ただ、カヲルは第一使徒という特別な存在であるため、他の人の名前を書いても効果があるのかは不明です。

いのちの書が元ネタ?

生命の書は、聖書で言及されている「いのちの書」が元ネタと考えられています。

いのちの書は、

  • その人が歩んだ人生
  • 永遠の命を与えられた人たちの名前

などが記されている書物であり、誰の人生や名前を記すのかは”神”が決めています。

言及している聖書により意味合いが異なっているため、上記はあくまで一例です。

また、「いのちの書」を漢字にすると「命の書」もしくは「生命の書」になります。

エヴァンゲリオンでは、生命の実や生命の樹など「生命」という言葉に馴染みがあるため、後者が使われたのではないでしょうか。

シンジの名前も書いてあるのか

生命の書にカヲルだけでなくシンジの名前も書き連ねてあるのか疑問に思う方もいるはずです。

というのも、加持の「あなたが彼を選び、生命の書に名を書き連ねた」の発言は、

  1. カヲルが自身の名前だけを書き連ねた
  2. カヲルが自身の名前と共にシンジの名前も書き連ねた

のどちらともとれるからです。

このことに関して、先ほど述べた「生命の書に名前を書くと記憶を持ち越すことができる」を基準にして判断していきます。

マイナス宇宙でのカヲルとの対話にて、シンジはこれまでに何度もカヲルと会っていたことを思い出しますが、

これをシンジの記憶が持ち越されているとすると、それまで記憶を失っていたということになり、疑問が残ってしまいます。

一方で、記憶が持ち越されていないとすると、なぜ思い出すことができたのかという疑問が残ってしまいます。

どちらの考えにせよ疑問が残るので、生命の書にシンジの名前が書いてあるかどうかは判断しかねるという結論に至りました。

ただ、マイナス宇宙に入った辺りから、なぜかシンジは知識と精神の両方の面で急成長し、最終的には世界を書き換えられるまでになります。

ヤタロウ

急に成長しすぎな気が…

少し強引ですが、この謎の急成長のおかげでカヲルと会っていたことを思い出せただけとも考えられそうですね。

追記

本記事では、生命の書に名前を書くことで次の世界へ記憶を持ち越せると述べましたが、一概にそうとは言えないかもしれません。

というのも、「生命の書に名を連ねているからね、何度でも会うさ」のセリフは、生命の書に名前が書かれた人同士が次の世界で会えると解釈することもできるからです。

さらに、「僕の存在を消せるのは真空崩壊だけ」の後に「だから僕は定められた円環の物語の中で…」とカヲルのセリフが続くことから、カヲルが次の世界へと記憶を持ち越せたのは生命の書に名前を書いたからではなく、元々そういう存在だったからと考えることもできます。

なので、生命の書の作用は名前が書かれた人同士が次の世界で会えることであり、記憶を持ち越せることではない可能性もあります。

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まとめ

最後に、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の渚カヲルのループと生命の書についてまとめます。

  • 『シン・エヴァンゲリオン』で渚カヲルのループが”説”から”ほぼ確定”に
  • カヲルがループする目的
    • シンジを幸せにするため
    • 実際は自分が幸せになりたかった
  • ループできる理由
    • 生命の書に名を書き連ねたから
    • 月面の棺桶があるから
  • カヲルは第一使徒でありループもできる完璧な存在に見えて、実はそうでもない
  • 月面の棺桶から考えられること
    • 月が世界(地球)のループの影響を受けないから月面に棺桶がある
    • ゼーレのおかげでカヲルはループできる
  • 「僕を消せるのは真空崩壊だけ」の意味
    • 真空崩壊=宇宙全体が破壊される現象でしかカヲルは消滅しない
  • 生命の書に名前を書くとどうなるのか
    • 次の世界に記憶を持ち越せるようになる
  • 生命の書は「いのちの書」が元ネタ
  • シンジの名前も書いてあるのかは不明

生命の書はエヴァを理解する上で重要な用語のはずですが、相変わらずの説明不足により謎が残りますね。

ただ、この圧倒的説明不足感がエヴァの醍醐味とも言えます。

『シン・エヴァ』で多くの謎が解き明かされたとは言え、他にも考えることがまだまだありそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

※本記事の情報は2021年11月23日時点のものです。 現在は特典や配信を終了している場合もありますので、最新の特典や配信の状況は各サービスの公式サイトにてご確認ください。

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