
浜辺や最後の駅にいるアスカがよくわからない…
と思う人が多いのではないでしょうか。
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の最後の方は怒涛の展開で混乱しますよね。
本記事では、そんなアスカに関する疑問を解決するために
- 浜辺や最後の駅のアスカは惣流か式波か
- なぜ浜辺で大人になったのか
- 最後の駅で1人だった理由
について考察していきます。
- 月額2,052円(税込)が初回30日間無料
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『シン・エヴァンゲリオン』浜辺のアスカを考察


初めに、『シン・エヴァンゲリオン』の浜辺で横たわっていたアスカについて考察していきます。
浜辺のシーンはマイナス宇宙での出来事なので仮想の世界です。
つまり、何でもありな世界でのシーンであることは念頭においていただければと思います。
浜辺のアスカは惣流と式波のどっち?
浜辺で横たわっている大人っぽいアスカは惣流と式波のどちらなのでしょうか。
初めに結論ですが、浜辺にいたアスカは惣流でもあり式波でもあると考えられるのではないでしょうか。
まず、シンジの「ケンスケによろしく」というアスカへの発言から、式波である(式波の記憶がある)ことは間違いないです。



TVアニメや旧劇場版の惣流はケンスケとの接点がほとんどないよ!
では、なぜ惣流でもあると考えられるのかというと、
- 赤色のプラグスーツがTVアニメや旧劇場版と同じデザイン
- 浜辺のシーンが、旧劇場版『まごころを、君に』の最後と似ている
というように、浜辺のアスカには惣流の要素が含まれているからです。
まず、『Q』や『シン・エヴァ』にはなかった赤色のプラグスーツを着ていますが、これはTVアニメや旧劇場版と同じデザインになっています。
また、浜辺のシーンは全体的に旧劇場版『まごころを、君に』の最後と似ています。
まったく同じではありませんが、
- 白色の砂浜
- 赤い海
- 月と星空
といった点が共通しており、シン・エヴァの浜辺は旧劇場版の最後を意図的に再現したものであると言えるでしょう。
このように、惣流と式波の両方の要素があるため、浜辺のアスカは惣流でもあり式波でもあると考えられるのではないでしょうか。
ただ、惣流の要素に関しては状況的な示唆でしかなく、浜辺のアスカが惣流であるという証拠はありません。
あくまで推測の範囲内ですので、ご了承ください。
ちなみに、「眼帯をしていないから惣流」という意見もよく耳にしますが、『破』のアスカもしていませんし、そもそも事前に自らの手で眼帯を外しているので関係ないでしょう。
なぜアスカは大人になった?
『シン・エヴァンゲリオン』の浜辺で、アスカが急に大人になったことに疑問を持った方も多いと思います。
では、なぜ大人になったのでしょうか。
まず結論ですが、アスカが本格的に描かれているため、その結果として大人に見えるだけという可能性が高そうです。
なぜなら、大人になるには「エヴァの呪縛」を解く必要があり、これは簡単なことではないからです。
この後、シンジが今までの世界を「エヴァがない世界」に書き換えますが、ここまでしてやっと解けるものです。
マイナス宇宙での仮想の世界とはいえ、そう簡単にアスカを大人にしてしまうと、「エヴァのない世界に書き換えた」という意味合いが薄れてしまいます。
なので、本格的に描かれた結果、大人に見えているだけと考えるのが自然でしょう。



なぜアスカが本格的に描かれているのかは謎です!
ただ、浜辺の直後にエントリープラグ内で目覚めたシーンでも大人っぽいままなので、本当に大人になった可能性もなきにしもあらずです。
そもそも浜辺のシーンの意味は?
浜辺は旧劇場版の最後を再現したものと考えられますが、このシーン自体にどのような意味があるのでしょうか。
まず、旧劇場版の『まごころを、君に』は、シンジとアスカだけが浜辺にいるシーンで終わりました。
しかし、その後については描かれなかったため、ずっとモヤモヤしたままのファンも多かったはずです。
このような状況の中、シン・エヴァという新劇場版の完結作で旧劇場版の最後が再現されているわけです。
このことから、新劇場版を完結させると同時に、旧劇場版を清算する意図があるのではないでしょうか。



ファンをエヴァから卒業させる意図も伝わってきますね!
また、エヴァンゲリオンという物語はループしています。
浜辺のシーンは、「新劇場版」と「TVアニメ/旧劇場版」がループする物語として繋がっていることを表現しているとも考えられます。


『シン・エヴァンゲリオン』最後の駅にいるアスカを考察


ここからは、『シン・エヴァンゲリオン』の最後の駅のホームで座っていたアスカについて考察していきます。
なお、以下のことを前提として話を進めていきます。
- 駅のホームにいるアスカ・レイ・カヲルは、シンジまたは視聴者が見ている幻
- 駅のシーンは、今までの世界が書き換わった後の「エヴァのない世界」での出来事
- 今までの世界は「エヴァのない世界」へと書き換えられたため存在しない
これらの理由に関しては以下の考察記事をご覧ください。
アスカが最後の駅に1人でいる理由は?
「アスカはケンスケと結ばれたはずなのに、なぜ最後の駅では1人なのか」という疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
シンジとマリ、レイとカヲルがセットになっているため、アスカだけ1人でいることに深い意味がありそうですよね。
しかし、最後の駅にアスカが1人でいることに深い意味はないと私は考えています。
書き換わった後の「エヴァのない世界」に、アスカとケンスケの関係が持ち越されているとは限らないからです。



2人の関係は、あくまで今までの世界の話だね!
また、2人の関係をそのまま持ち込むと、「新しい世界に書き換わった」という意味合いが薄れてしまいます。
仮に持ち越されているとしても、最後の駅に出てくるキャラはパイロットのみなので、ケンスケがいないだけかと。
ケンスケがいると1人だけ浮いてしまいますし、他のキャラのことも気になってキリがなくなります。
パイロットではないキャラの中で、彼だけを特別扱いするわけにはいかなかったのかもしれませんね。
このように、最後の駅にアスカが1人でいることに深い意味はないのではないでしょうか。
最後の駅のアスカは惣流と式波のどっち?
「最後の駅にいるアスカは惣流なのか式波なのか」という疑問もあるでしょう。
この疑問に対して、惣流か式波かの答えはないと私は考えています。



正直に言うと、判断材料がなさすぎてわかりません!
このアスカは、おそらく視聴者(またはシンジ)が見ている幻なので、人それぞれに答えがあっていいと思います。
惣流と思えば惣流、式波と思えば式波です。
仮に幻ではないにしても、この世界にはエヴァパイロットが存在しないので、少なくとも我々が知っているアスカではないはずです。
なので、惣流でも式波でもない全く違うアスカかもしれませんね。
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『シン・エヴァンゲリオン』浜辺と最後の駅のアスカ考察まとめ
今回は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の浜辺と最後の駅のアスカについて考察しました。
内容をまとめると、
- 浜辺のアスカ
- 惣流でもあり式波でもある
- 本格的に描かれた結果、大人に見えるだけ
- 浜辺のシーン
- 新劇場版の完結と同時に、旧劇場版を清算する意図がある
- 新旧エヴァがループする物語として繋がっていることを表現している
- 最後の駅のアスカ
- 1人でいることに深い意味はない
- 惣流か式波かの答えはない
というのが私の考えです。
ただ、最後の方は人によって解釈が大きく異なるので、どの考え方が正解とかはないと思います。
本記事を読んでいただきありがとうございました!


※本記事の情報は2021年10月26日時点のものです。 現在は特典や配信を終了している場合もありますので、最新の特典や配信の状況は各サービスの公式サイトにてご確認ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
考察としては面白いところもあったけれど、根拠となる部分の提示が無い・あるいは弱いために説得力が無いのが残念。
この考察を一言でまとめると、全部夢幻妄想で片づけてしまっているのがダメ。
仮にそうだとしてもなぜその表現をしたのかを考察してこその「考察」と思うがどうだろうか
774さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、根拠に乏しく説得力に欠け、とても”考察”と呼べる代物ではありませんでした。
どうやら自分は、”考察”というワードを軽視していたようです。
今後このようなことがないよう努めて参ります。